2011年06月04日

ぶどう(デラウェア)の花

 ウッドデッキのラティスは、ぶどう棚となっており、デラウェアを無農薬で放任栽培しています。

 今日 一番最初の花が咲きました。
ぶどう(デラウェア)の花

 明日か明後日にはどんどん咲き出し、甘い匂いが香ってくることと思います。

 このデラウェアの開花は、本職の巨峰の栽培にとって、とても重要です。
 デラウェアが咲き出した後 約10日で巨峰が満開となります。 すると、今年の巨峰の満開日は15,16日位となります。
 これから逆算して、ぶどうの作業、防除の日程を立てていく為です。
ぶどう(デラウェア)の花

 ぶどうは枝が伸びるのがとても早く、あっという間に棚が埋まってしまいます。ラティスの半分は埋まってしまい、もう半面も、今年の成長で埋まることでしょう。
ぶどう(デラウェア)の花


 流通しているデラは種が有りませんが、ここの棚でできるデラには種があります。
 種ナシにする為に、ジベレリン(植物ホルモンの一種)処理を行います。しかし、ここで栽培するデラは無農薬の放任栽培にしているので、この処理を行いません。

 放任栽培と言っても、最小限の手入れを行います。
①剪定:4月上旬までに、余分な枝を取除きます。
②誘引:伸びた枝を空いたスペースに固定します。
③摘房:着果数を制限します。
④袋掛け:ぶどうを虫、鳥、病気から守ります。
この4つの作業を行うだけで、ウドッデキの上には、美味しいブドウが実ります。
 ウッドデッキで食事した後、手を伸ばせば、デザートが吊り下がっているのです。

 単純に比較すれば、放任栽培のデラより、手間隙、肥料 農薬をかけた本業のぶどうの方が数段美味しいに決まっています。
 それでも、食事後 ひょいと手を伸ばして食べるデラは、違った意味でとても美味しく、幸せを感じる食材です。



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Posted by クラウン at 20:59│Comments(2)エコな事
この記事へのコメント
暑い日ざしも防げるんですね。
いいですねぇ。しかも秋には収穫も出来るんですから。
羨ましいです。
Posted by ヘンリーたまきヘンリーたまき at 2011年06月04日 21:22
ヘンリーたまき様

 ウッドデッキは、リビングの延長のスペースとして、とても重宝します。しかし、日差しが暑くなると、そこで過ごすのは快適とは言えません。 そんな時のブドウ棚は、問題を解決してくれます。
 ついでに収穫もでき、更に私の場合、仕事の上でも活用していますので、まさに植えて良かったデラウェアという感じです。

 ただ、ラティスを作る、苗を植えるという最初の部分が直ぐに取り掛かるにはちょっと大事だぞおと 躊躇させる部分ではあります。
Posted by クラウン at 2011年06月04日 22:16
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