2010年09月06日

エコなぶどう棚

 我家のリビングの前には、DIYで作ったウッドデッキがあり、その上の棚(ラティス)には、ぶどうをはわせて、木陰を作っています。
 おかげで、太陽光が直接家の中に射さないので、エアコンいらずです。 エアコン自体が家にありません。

 さらにいいのは、外で気軽に食事やBBQができるということ、おまけにブドウまで食べられる。
 ブドウは、ブドウ農家なので、ありがたみは薄れますが、食事の後にフルーツをと思った時など、はだしのまま、ひょいと、採れたてを食べれるので、とても便利です。
 冬の日差しが欲しい時は、葉は落葉しているので、日差しをさえぎることもありません。
エコなぶどう棚

 自宅で、ブドウの苗を植える場合、病気に強くて、栽培の簡単な品種を植えることをお勧めします。
 うちは、果樹農家なので、農薬や栽培方法も判ってはいますが、それでも 放任栽培に近い形でも簡単に栽培できるデラを植えています。
 無農薬で育てているので、ベト病にかかって葉が枯れているものが見えます。
 この樹はお遊び(趣味)なので気にしませんが、果樹園でこんなに葉が枯れてしまっては致命的。 果物の美味さは、葉っぱで作られます。 その葉っぱが枯れてしまったのでは美味しい(お金の取れる)果物は栽培できません。

 農薬は、使わないに越したことはありません。しかし、果樹栽培において農薬を完全に使用しないで、贈答品の美味しい果物を作ることは至難の技です。
 我々 人間でも、健康なときは、不要な薬を飲む必要はありませんが、病気にかかった時、もしくは予防の為には、薬はなくてはならないものです。
 果樹栽培も全くこれと同じだと、私は思っています。必要以上な農薬の散布はするべきではありませんが、安定的な生産を確保して、それを生業として生活していくには、農薬は非常に大切なものです。 昨年、今年と長野県のブドウはベト病が大発生しました。 それにもかかわらず、ブドウがある程度 安定的に供給されているのは農薬の果たした役割がかなり大きかったのではないでしょうか?
 少なくとも、クラウン農園は、このおかげで、発生は最低限におさえることができました。
 
 農薬の使用をなるべく抑えて、高品質の果物を栽培することは、これからずーと私の取組む課題です。



同じカテゴリー(エコな事)の記事画像
4月の太陽光発電
すだれ
今年の蚊対策
ぶどう(デラウェア)の花
復興の湯
太陽光発電
同じカテゴリー(エコな事)の記事
 4月の太陽光発電 (2012-05-11 21:12)
 すだれ (2011-07-20 23:43)
 今年の蚊対策 (2011-07-08 23:46)
 ぶどう(デラウェア)の花 (2011-06-04 20:59)
 復興の湯 (2011-06-01 22:06)
 太陽光発電 (2010-09-05 00:33)

Posted by クラウン at 13:28│Comments(0)エコな事
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。