明珍 風鈴

クラウン

2020年08月18日 19:59

 ウッドデッキの屋根のDIYがほぼ終り、すだれを付け 夕涼みには最高な環境になりました。

 日が落ちると、一気に涼しくなり、夕食前後は、蚊取り線香を焚いてウッドデッキで過ごす毎日です。

 風が吹くと本当に気持ちが良いです。 この風を更に心地良く感じる事ができるのが、風鈴の音色です。


 数年前 テレビで、明珍の風鈴というものを知り、ずーと買おうか買うまいか思案していましたが、数日前 自分の誕生日に、普段頑張っているから自分への御褒美という名目で、とうとう購入してしまいました。

 風鈴に1万円というのは、なかなか躊躇しますが、その由来とその音色を知ると判断に迷います。


明珍というのは、平安時代から続く甲胄鍛治師の明珍家のことで、近衛天皇に甲胄を献上したところ、その甲胄が当たって鳴る音が素晴らしく、天皇から明珍の苗字を拝命したという伝承があるそうです。

 そんな素晴らしい音を、風鈴として聴けるなんて、贅沢過ぎます。

 風鈴は、甲胄でなく、火箸を4本にして、風鈴としています。


 いざ軒先に吊るして音色を聴くと、素晴らく、雅な音色に心が安らぎます。

 これから、毎年夏になると、この音を聴けると思えば 後悔の無い買い物です。

 4本の火箸は、それぞれ形状が異なっており、中央の短冊が、どの火箸に当たるかで、音色が変わり、1本だででも素晴らしい音色なのに、4本の和音で更に素晴らしい音色になるという工夫がされています。

 現代では、甲胄という需要は、ほぼ有りませんが、受け継いだ伝統を活かして、現代でも必要とされる商品を作り、購入した人に感動を与えてくれる明珍 素晴らしいです。

 


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