2015年03月16日

ブドウ雨よけハウス

 今年も、ブドウの雨除けハウスの増設を行います。

 経費節減の為、資材はなるべく中古品を使って、設営も自分で行います。

 当園のブドウ部門は、利益率が低いという致命的な問題を抱えており、その解決策が雨除けハウスという事なので、(と自分では思っている。) ハウス設営は大仕事ではありますが、これを行わないと この問題が解決されないので、やらないわけにも行きません。

 ハウスの設営によって、
①:高付加価値のブドウ品種の安定生産が容易になる。 
②:ブドウの主要病害は、雨水が媒体となるので、雨除けにより、病気の感染が抑えられ、薬剤散布が低減される。
③:梅雨時 雨に濡れる事無く 農作業ができる。
という素晴らしいメリットがあり、 ハウスの中では、皮ごと食べられる欧州系の高付加価値の品種を栽培する事にしています。

 そんなメリットの多いハウスですが、設営は大変です。
ブドウ雨よけハウス

中古のアーチ部分の骨材は、汎用品なので、自分の圃場のブドウ棚バージョンに不要部分を高速カッターで切断します。
ブドウ雨よけハウス

 これを塗装します。 これは耐候性を上げて、長持ちさせるのと、観光農園用に見栄えを良くする。のが目的ですが、余分な手間といえば手間です。
ブドウ雨よけハウス

アーチの乗っかる櫓を、市販のφ48.6の直管パイプで組みます。
今回のアーチは、現物合わせの結果、間口6mで行けそうです。
ブドウ雨よけハウス

櫓の上にアーチを取り付けて行きます。

その後、補強をいれたり、トヨを付けたりとあり、それが終わればビニールを張る最終工程に入ります。

 一棟でもかなり労力を要しますが、これが、資材的には6棟あります。
 今春は、2~3棟でタイムオーバー、残りは来年 という感じになりそうです。

 春先には、何かと栽培開始に向けた農作業があるのですが、これらをこなしつつ、このハウス設営がしばらくはメインの仕事になりそうです。


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Posted by クラウン at 21:23│Comments(0)農園
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